高野先生の腕のなか



ふと、奥の机の上に放置したままのプレゼントが目に入った。


教室で囲まれた時は流石に困ったけれど、でも、嬉しかった。


なのに、山崎さんを見た途端、急に物足りなくなってしまって。


何が不服なんだ?


プレゼント、そうだ、プレゼントだ。



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