天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
しばらくして。

「ん?」

寧々と薊が池の方を見る。

何やら池の中から人骨があがって、警察に通報するとかしないとか騒ぎになっている。

その騒ぎの中から。

「誰が人骨だぁっ、俺様ぁ気品に溢れる優雅な大妖怪様だぁっ!」

頭に大量の藻を乗っけてヅラみたいになった溝出(頭蓋骨のみ)が飛び跳ねながら戻ってくる。

「てめぇ撫子、もう少しで溺れる所だったじゃねぇかっ」

「何だぁ、溝出君泳げたの?」

「つまんなそうに言ってんじゃねぇぞ、っの野郎ぉおぉっ、俺ぁ泳ぎの名手だゴルァアアッ」

「へぇ?得意種目は?」

「バタ足だぁあぁぁっ」

お前上半身だけじゃん。

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