紙のピアノ。


くるりと、大きな琥珀色の瞳がこちらを向いた。


それでもその瞳は俺を映していないような気がしてならない。
この違和感は何なのだろうか。


「…楽譜、下まで行ってるぞ」



突き付けた楽譜を見るように視線を動かした彼女を、俺は心底面倒そうな目で見た。

彼女はそれに気付かないようで、何も言わずに楽譜を受け取った。









そして、俺は思わず訊いてしまったのだ。










「そんな所で何をしてるんだ」










、と。






< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

秀才少年の憂鬱 天才少女の秘密

総文字数/4,641

恋愛(その他)25ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
西園寺大学付属 西園寺高等学校── 「この随筆の口語訳についての論文を書こうと思って」 人文科首席 “秀才”すぎて “常識”すぎる 七瀬 領 ナナセ リョウ × 「平方根と三平方の定理を化学式の表記に利用出来るかな?」 理数科首席 “天才”すぎて “天然”すぎる 九条 杏里 クジョウ アンリ 秀才少年と天才少女が出会ってしまった先に始まる物語とは──……? 論文&数式だらけの genius story! *** 読者様16名様方 ありがとうございます! *** PV5000突破感謝☆
for you!

総文字数/735

恋愛(その他)5ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
今日も、あげるね! あなたが大好きだから。 for you!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop