[完]大人の恋の始め方
「最近お前、キャラが友美っぽいな…」
しかし、プレゼントは受け取っては貰えず、うげぇという顔をされてしまった。
「そうかなぁ…?」
自分では分からんが、そうなのかもしれない。
一緒にいると似るって、昔の人が言ってた気がするし。
「てゆうか、あいつはなんで1ヶ月も居なかったんだよ?」
「んー…、あ。でもなんか、言いなりでもペットでもこの人にならいいって人が出来たとか言ってたよ?」
「はっ?!」
それを聞くなり、考えるポーズをとる響くん。
何を考えてるんだろう?
すると、急にパッと手を直し、あたしをガン見する。
「なっ何?!」
ちょっと引き気味に尋ねてみれば、響くんはグンと顔を寄せた。
「友美に本気の彼氏が出来たんじゃねーの?!」
「………………………え゙!?!?」
それを聞いて、友美を見る。
あの子が…?
彼氏取っ替え引っ替えで、長続きも録にしないこいつが?
半信半疑の目を響に向けると、それと同じような目を彼はしていた。
なんで提案者までそんな疑ってるのよ。
確かに今までの友美を見ていれば、信用はティッシュより薄い気がする。
「お前聞いてみろよ?」