ほっと一息する時に【短編集】


『同じ空を見ている限り命に代えても俺が葵を守るから。』




――…あの時はじゃあ離れないでって言いたかったけど……


今なら…分かる気がした。


きっとあなたは私を―――…





ねぇ、和希。

今、あなたが見ている空は晴れですか?
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