さらば、ヒャッハー


しかもか、渉は兄の友達。


兄さんの好きな人は僕だけがいいとただをこねて、うっかりと渉を刺したい嫉妬にも駆られたが、そんなことをすれば兄に叱責され、嫌われる。


前に、兄と仲良くしていた巫女を有無言わさずすぐさま斬りつけた時もあったが――今こうして、“我慢”ができたのは渉が知った仲だからか。


知った仲であり、昨晩、自分は渉を庇おうとし、ついには。


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