地味美少女の過去と秘密




そんなこと言ってくれる旭にまた心臓が高まる。



「風邪引くから帰るぞ。」



「うん。」



旭は私の手を掴んで歩きだした。



私も旭に手をひかれて歩きだした。



手を繋いでることがとても嬉しかった。



私、多分…好きなんだ。



……旭が好きなんだと思う。



初めて持った、この感情を、私は大切にしたい…。




< 172 / 302 >

この作品をシェア

pagetop