地味美少女の過去と秘密



ある日、繁華街をフラフラ1人で歩いていた。



――ドンッ!



誰かとぶつかり、私は怒鳴った。



「ってーな、どこ見て歩いてんだよ!!」



目の前には4人の男たちがいた。
私より2、3つ上くらいの。



「…てめーこそ、どこみて歩いてんだ?チビ。」

「…てかこの子超可愛いじゃ~んっ♪」



「っせーんだよ、黙れや。」



…本当だりぃ。



「…随分威勢がいいやつだな。
っちょっと面かせや。」



「ふっ…望むところだ。」



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