【短】おさなじシリーズ★1

いたたまれずひたすら身を固くして俯いている私。



会話は聞く気がなくても否応なく耳に入ってくる。




・・・あれ?

でも、羽柴クンと砂原クンってトモダチなの?







私の疑問を目ざとく読んだみたいに、砂原クンがクスッと笑って、私へ話しかけてきた。






「あれ?里中コイツの事覚えてねぇの?昔、これでもかってホド苛められてただろ。」








・・・・え?





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