エロスからタナトスへ
慣れてる口調。

黙ってついて行った。

飲み屋に行くかと思ったら、

ホテルに入った。

少し驚いたけど、

こちらの気持ちもわかってるって、行動だ。

とりたてて、特徴のない男だった。

強いていえば、無口な軽い男。

先に、シャワー室に消えた。

手持ち無沙汰だったので、冷蔵庫を開け、

ミネラルウォーターを飲んでいた。
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