殺人ゲーム
 私は気付くと友達といた。
「ねぇねぇ!ゅン知ってる?殺人ゲームってサイトあるじゃん!
アレ実は今までのはほんとにただの噂だったんだって!
ちゃんとホントのがあるらしいよ・・・」
「っ!え?知らない・・・」
「ねぇ・・・今やってみようよ・・・」
「え・・・うち知らないよ・・・」
「はいはい・・・」
友達は携帯を慣れた手つきで操作する。
「あ・・・出た・・・」
そこにはまずこう書かれていた。
『ルール
①この世に1つのナイフが存在する。
そのナイフに触れたものは最愛の人を殺してしまう。
②しかしそのナイフをはなすと
そのナイフに関することを何もかも忘れてしまう。
③殺人をとめられた場合は殺さずにすむ。
④ナイフを手にしたら体が勝手に動き
最愛の人の場所へ連れて行ってくれる。

ただ今の殺人者は2022人
あなたも殺人者になりませんか?』
「えっ!?コレ・・・」
「何?知ってるの?」
「ううん・・・」
最愛の人を殺す・・・
これだ・・・
じゃあやっぱりあのナイフに・・・
「2022人!?嘘でしょ?」
「だって今日までいっぱい死んできたじゃん!
それほど殺した人もいるってことでしょ?」
「ちょっと・・・そうゆうふうに普通に言うのやめなよ!
殺人が普通みたいじゃん!」
「わかってるよ・・・」

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