私の恋愛説明書
過去

沙月side




なんか…。つまらない。

今まで、辰馬と笑って、話して、充実してたのに。

あの頃が夢みたい。

でも、戻ろうとも思わない。

どんどん傷がつくだけだから。

「沙月?昼休みだから図書室行こう?」

「そうだね薫!」

わたしには薫がいる。

一人じゃないもん…。
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