また一緒に、1本取ろう。
そして、、、
「ゆいーっ!!」
「あと1本だっ!!唯ちゃーんっ」
「ゆい先輩っ…!」
たくさんの歓声と、たくさんの拍手。
緊張感で溢れる空気。
…また、戻ってこれた。
相手は、昨年の優勝者。
さすがに手強くて、油断できない。
お互いに1本取ってるから、
あと1本取ったほうが勝ち。
時間が迫ってる。
実力は、ほぼ互角だと思う。
こうなれば、集中力と気持ちの戦い。
誰もが息をのむ、緊迫した状況。