オノマトペ
花音は落ちた荷物を拾い集め、五所川原の腹の中にぎゅむぎゅむ詰め込むと、手を振って去っていった。

それを見送った鷹雅は、ふと気づいた。

(あれ……アイツ、もしかして……見かけによらず力あるんじゃないのか?)

あれだけの荷物だ。相当重量があるに違いない。

それを毎日抱っこして歩いているのだ。軽く筋トレである。

(拓斗、武道やってるらしいしな。もしかして、アイツも強いのか?)

そんな疑問と興味が湧き上がる鷹雅であった。










某ネコ型ロボットのポケットのように、五所川原の腹からもなんでも出来てたらいいのになぁ。




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