恋花よ、咲け。
俺がじーっと舞未を見つめれば
ビクッと驚き 顔を赤らめた。
衝撃だった。
______ドクッ ドクッ ドクッ。
鼓動が何かを急ぎ 早く打つ。
「ゃべ…。」
俺はもう決めていた。
「…俺、行くよ君の所。
"侍"って 結構狙ってたんだよね。」
ニヤリと笑みを溢せば
あちらこちらから 祝福の声がする。
「お前確か 結構前から言ってたよな。
"侍"のピッチャーのストレートが
まぢでヤバイとか何とかさ。」
一緒にスカウトを受けた洸が言う。
質問に答えず 気になることをすぐに問う。
「お前はどうすんの?」
洸は能力の高い 将来有望なバッターだ。
俺は出来たらコイツと
一緒にクラブに上がりたかった。
後ろに居てくれるだけで
なんだか安心して投げられるのだ。