《完》BLOODMOON~あやかしの花嫁~
知弥は私をチラリと見て、満足げな含み笑いを見せる。



「では…今夜から三日間…結婚の儀をはじめる…滞りなく、二人で仲良く進めるのじゃあ」



「承知致しました…進行状況の報告は随時…必要ですか?」


何の!!?報告よ!!!?////



「報告は不要…下がっていい…」


「「はい」」



私たちは部屋を出て,離れの部屋に向かう。


「仲良くか…現・当主様のご命令とあらば、覚悟をキメないとな…花奏」


「覚悟ですか?あ…///」





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