坂田家の日常



年明けて3日は、親父が運転する車で親戚の家に。



この日ばかりは兄貴も帰ってきてたけど、姉貴とは口を聞かず。



喧嘩はしなかったからまだいいんだろうけど、俺としては気まずいのなんのって。



とりあえず、いつも通りの正月を過ごし、冬休みが明ける。



「なぁ、尚斗!!俺達今年、受験生らしいぜ!!」

「……知ってるっつーの」



新学期早々、バカっぷりを爆発させているセージはさておき。



ようやく年が明けたんだなと実感してくる。



今年一年、どんな年になるんだろうか。



面倒だけはごめんだ。



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