坂田家の日常
――そして、そのあとに待ち受けていたのは、
『うぇっ…』
『尚斗くんっ!!』
『ゲホッ、ゲホッ…』
『なおと兄!!』
『尚斗くんしっかり!!』
チョコを全て食べた俺は、具合が悪くなり、そしてとにかく食べたものを吐いた。
『く、苦しいっ…』
『尚斗くん、水を飲んで…』
『かあ、さん……』
『大丈夫よ〜』
そん時は、体の中の全てのものを吐き出したって思ったほど、悲惨だった。
俺を心配する母さんと尚也と菜緒子。
まだチビだった七海には何が起こったのか、わかってなかったけど。