空の記憶


めるside

める「銀ちゃーんご飯だよー」

私はいつも弟の世話を長男のめるととみている。

めると「今日は銀の好きなハンバーグかぁー」

める「そうよー昨日はめるにぃの好きなすき焼きだったんだからねぇー!!」

めると「そうだな!!」

める「ふふふっ!!」

めると「どうした??」

める「なんか親父くさい。いいお父さんになりそう。」

めると「なんだそれ。」

私達は二人で笑いあった。

銀朱「なにしてんの??いちゃいちゃしてさ」

める「銀ちゃんこそなにいってんのー??なんでめるにぃといちゃいちゃしなきゃなんないのよー??そりゃ私はブラコンだけど!!」

銀朱「ぷっ!!認めるのかよー!!」

める「だって、私はめるにぃも銀ちゃんもだぁーいすきだもん!!」

私達は家の名で何かしらの期待を背負って生きてきた。
両親は優しく、厳しい人達だ。
でももっと銀朱と一緒に居る時間があっても良かったんじゃないか??そう思う。

私はめるにぃと一緒で両親のコンサートについて行ったりして育てられたから両親とは一緒にいた。
でも銀朱にはやっぱり少し一緒に居る時間が少ないと思う。
銀朱の明るい能天気な性格はただ虚勢を張ってるだけなんだ。
寂しい気持ちをわざと隠すためなんだ。
そんな気持ち私とめるにぃはちゃんとわかってるんだよ??
しってるんだよ。銀朱があの名門校の桐城学園での勉強がついていけるようにって夜遅くまで勉強してるのもみんな私もめるにぃも。

ただついていけてると言うには程遠いときもあるけどね。
影で努力してるくらい分かってるよ。
彼は彼なりに頑張っているんだ。





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