お嬢様と執事の恋愛。

「もうすぐであなたたちは卒業です。中学校にいれるのもあと少しです。楽しんでください。」


今日は水曜日。

毎週水曜日は全校集会がある。

めんどくさい校長の話が終わった後『ちょっと校長室に…。』って呼び出された。


コンコンッ

「失礼します。」

入ってみると校長、教頭、学年主任、担任、それからよくわからない人が3人いた。

7対1卑怯だろ。

「なんですか?」

「いや、生活態度について少し話がな。」

「何ですか?何か悪い事してます?」


学校側が言いたいことはわかってる。

けど今の愛恋に何を言ったって無駄だよ。

どうせ髪とか化粧とか制服とか…。

愛恋は直す気は一切ない。


「柊はこの学校の校則で髪は染めてはいけないって前に話したこと覚えてるよな。」

覚えてるよ。

中学入って少しして赤に染めたら色々言われたから金髪にしたとき親も呼ばれて説教された事。

だから金髪に黒のメッシュ入れて少し明るい部分を減らしてみた。


「覚えてたらなんですか?」

「その髪ダメだ。」

…。

愛恋的には落ち着いてるつもりだった。






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