先生とシンデレラ
「…緊張、してるかな。」

家で一人パソコンを打つ手を止めて呟く。



思いついた考えを打ち消して。

大丈夫だ。

羅々なら。

出場者の誰よりも。

そばに置いてあったパスケースを開いて。




誰よりも輝いてる君を
そばで見る事や
応援する事は出来ないけど。
それでも
遠くでずっと見守ってる。
                      見てる。
だから
君は
君の全力を出せばいい。


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