先生とシンデレラ
「…続いて、ミスコン結果発表。」
再び暗転して。
視界が真っ暗になって。
どうしよう
どうしよう
私も違ったら。
いろんな人に顔向け出来ない。
「優勝は。」
ドラムロールが鳴り出して。
祈るように手を握る。
すると。
あの時と同じように。
隣に立っていた芽維ちゃんが。
「…貴女と競えて、楽しかったわ。」
…え?
「四組、長谷川羅々!」
拍手が、鳴り響いた。
舞台上から見る先生の顔は、嬉しそうに笑っていた。
再び暗転して。
視界が真っ暗になって。
どうしよう
どうしよう
私も違ったら。
いろんな人に顔向け出来ない。
「優勝は。」
ドラムロールが鳴り出して。
祈るように手を握る。
すると。
あの時と同じように。
隣に立っていた芽維ちゃんが。
「…貴女と競えて、楽しかったわ。」
…え?
「四組、長谷川羅々!」
拍手が、鳴り響いた。
舞台上から見る先生の顔は、嬉しそうに笑っていた。