キミとの距離









それからの俺はもうとにかくおかしかった

気が付いたら目で追っていたり

口元が緩んでいたり・・・・・・



なんなんだ、俺







自分のことで精一杯で好きになったり

する時間なんてないはずだった

忙しくってそんなことしてられないのに









「お、おはよう!・・・・・純っ」









そう照れた芽衣が話しかけてくるのを

俺は心待ちにするようになった









・・・・・でも1ヶ月もたった頃

それがピタリと止まった











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