キミとの距離
「・・・・・・・」
部屋にはいってくる足音は聞こえたのに
一向に声がしない
いつもの泉だったら
‘あれー?純、寝んなってーっ’
なんて言いそうなのに
「・・・・・・・泉?」
俺は少し体を起こしてその姿を
確認しようとした・・・・・・・が
「・・・・・・・っ!ちょっ!」
その姿を確認した瞬間それは
俺の体の上に覆いかぶさってきた
俺はベットに倒れこむ
「・・・・・・・・ジュンくん」
「・・・・・・は?」
俺の上にいたのは間違いなく長谷川 雛乃だった