幼き神は涙さえ演じて

 「目を背けるというなら、あなたに神を名乗る資格はありません」

 「黙れ」

 「黙りません。あなたは甘い」

 「だまれ」

 「全てを救いたいと言うシスターを虐めるなど、あなたも所詮子供でしかないのですね」

 「ダマレ!」

 起き上がった茶神はクラウドを睨んだ。

 
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