幼き神は涙さえ演じて

 そしてゆっくりと開け、冷めた目でクラウドを見つめた。

 その瞳に感情はない。

 「…どけ」

 静かに茶神から離れ、クラウドは笑った。

 「君達が勘違いするのならば、僕は何度でも言おう。僕に逆らうな。君達は僕の横に並ぶことさえ許されない。僕に意見出来るのは、僕以外ありえない」

 ゴロンとクラウドの方へ寝返り、茶神は冷たく言った。

 「それでこそ、あなたです」

 ニコリと笑い、クラウドはベッドから離れた。

 
 
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