見習い探偵は魔法使い?!
わたしはリュックの中に手を突っ込んで手探りで探してみた。


魔法の鍵って・・・
もらったっけ??


どんなに
探しても見つからない。

そりゃそうだ。


やっぱり鍵なんてもらってないもん。


わたしはもう1度本を開いた。



そのとき・・・


ヒョイッ

「えっ?」



本がわたしの手の中から消えた。



・・・と思ったら


「なにこれ?」

「ちょっ、高貴くん!」


本は高貴くんの手の中に移動してた。




「かっ、返してよ」

「・・・」


高貴くんは何も言わずにわたしが手を伸ばすところから本を遠ざける。


どうしよ
わたしのことバレちゃうよ・・・


不安が募る。
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