見習い探偵は魔法使い?!
「彼は湖の主に聞いたの。わたしが望むことは分かっているのに、引き換えるものがわからない。どうしたらいいのか・・・と。主はこう言ったの。・・・」

「・・・」

「欲望にまみれた人間が嫌いなら、あなたの欲望と引き換えにあなたに特別な力を授けようと。」

「特別な・・・力?」

「彼はそれをのんだの。それからしばらくして、彼は亡くなったの。」

「えっ?」

「欲望を引き渡すというのは命を渡すことと同じってことよ。」


どうして
欲望がなくなると命もなくなるのか。

わたしは分からなかった。


「・・・でも彼が亡くなったとき、授かったその力が発揮したの。人の不幸を、人の幸せをその力は操ることができるの。」

「え?」


・・・ほとんど半信半疑だった。

だって
特別な力とか人の幸せとかを操れるなんて
小説とか漫画でしか読んだことないから。

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