見習い探偵は魔法使い?!
「そのせいで幸せの頂点にたつ人、どん底の不幸を背負わされる人・・・いろんな人がでてきた。」

「・・・」

「でも彼が亡くなった後だから力そのものが自分をコントロールしているの。それではダメだと思ったわたしたちは国で話し合ったの。」

「え?」

「そうして、それは唯一の息子、笹川兼濁に引き継がれたの。彼はその力について、湖の主に聞きに行ったの。それでも詳しいことは分からなかった。・・・ただ1つ、自分で力を変えることもできるということを聞いた。」

「・・・あの」

「だから彼は自分で研究を重ねて・・・」

「あの!」

「・・・なに?」



わたしは
女の人の話を遮った。


「・・・そんな話は・・・聞きたくありません・・・・」

思わず声が震える。


「わたしは・・・何なんですか・・・?」


そう聞くと
女の人はわたしの目をじっと見つめて言った。
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