5㎜M
☆2 季節外れのクリスマス
「メリー…クリスマァス…」
………………………

「なんなの…これ…?」
「クリスマスにクリスマスパーティーしてなかったから…」

「あぁ…ナルホド…でもさ… 空しくない?」

クラッカーを弱々しく鳴らした。
パァン…

「こんな弱々しいクラッカーあったっけ?」
「…クラッカーを鳴らしながらクラッカーを食べる」

………………………

ひよぉぉ~←(風

「それさ…ダジャレにもなんないよ…」
「うん、わかってるってば…」

ばんっ!
ドアがあいた。
「遅れてごめんなさい!ゆう レイですけ…」

………………………

「空しっ!」


-数分後-

「みなさ~ん、ケーキ買ってきましたよー」

ちぃん…
「乾杯…」

「えっ?えっ?」
「あぁ巫女ちゃん…
早くおいでよ…」
「え?な、なんか空しいですけど…」
「あぁ、だってひな祭りも楽しめずにクリスマスパーティーだもん…」
「あ…優美さぁん…ひな人形出しっぱなしですよー…お嫁に行けませんよー…」
「空しさって感染するんだねぇ…知らなかったー…」
「もう…いいよ…お嫁に行けずにこのままいれば…」

「あ、あのっ…」
「なに…巫女ちゃん」
「あ、… サヨナラ」

すごすごすごすご
キィ バタン!

「バイバーイ…」

★今回の結論★

3月にクリスマスパーティーをやると
空しい
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