青く澄んだ空∞
 そして、気がつけば、もう、終わりの時になっていた。
……あっ思い出した!!
今日はお兄ちゃんと帰るんだった。
「…北山くん、今日はありがとうね?
 でさ、私これから寄って行かないといけ ないところがあるんだよね。…申し訳な いんだけど、先帰っててくれる?」
…うん!我ながら上手く言えたじゃん!
北山くんは、少し考えた後、
「…おぅ、分かった。気をつけてな?」
「うっうん…」
意外にも、あっさり承諾。
北山くんらしくないな……
手を振りながらも私は不思議に思っていた
…北山くんの思惑も知らないで。
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