青く澄んだ空∞
ドS王子∞
朝、寝坊して学校に遅刻寸前に向かう。
すると…
「…好きです。付き合ってください。」
「フツーにムリだから。いい加減、早く
 帰ってくれない?」
「嫌です」
「どけって」
一応、女子だから手加減してるのだろう。
北山くんはイラつきながらもがんばってる
「じゃあ、キスしてください。そしたら、
 諦めます。」
えっ!?キス!!お願い、北山くん。
あの人としないで!!
「はっ?何で好きでもねぇヤツとキス
 しねぇといけねぇんだよ。お前そろそろ
 キモイから」
私の願いは届いて安心した。でも、
さすがに、そこまで言ったら傷つくでしょ
「うっ…諦めませんから」
泣きながら走っていった。
< 22 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop