青く澄んだ空∞
他のお姉様方が口を揃えて言う。
…悔しい。何で、こんなこと言われないといけないの? 何か涙が出てきた。
「ハハハッ。この子泣いてるわよ。
 いいザマね。でも、悪い子には、お仕置 きしなくちゃ。」
そう言って、中心的なお姉様は、ハサミを取り出した。
「フフッ。さぁ皆、この子を押さえて」
黒い笑みを浮かべながら迫ってくる。
もちろん私は、押さえられて動けない。
「助けて、北山くんっ!!」
そう叫んだ瞬間だった。
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