伝わるコトバ
ガラッ
「亮介ーッ!!
好きだーッ!!」
校舎の窓がいきなりあいて、不気味な告白をしたのは悠達だった。
「夏美ちゃんッ
今行くからねーッ!!!」
笑顔で叫ぶ晴香達に、夏美も笑顔で返していた。
「先輩、大学でキレイなおねぇさんがいても浮気しないで下さいね」
「…当たり前だ」
「どーだか」
「信じろよ(笑)」
チュッ
「お返しです☆」
「……//」
俺は赤くなっていく顔を左手で覆った。
「あははっ!!
先輩顔真っ赤!!
かわいー♪」
「…うっせ」