伝わるコトバ


ガラッ

「亮介ーッ!!

好きだーッ!!」

校舎の窓がいきなりあいて、不気味な告白をしたのは悠達だった。

「夏美ちゃんッ

今行くからねーッ!!!」

笑顔で叫ぶ晴香達に、夏美も笑顔で返していた。




「先輩、大学でキレイなおねぇさんがいても浮気しないで下さいね」

「…当たり前だ」

「どーだか」

「信じろよ(笑)」

チュッ

「お返しです☆」

「……//」

俺は赤くなっていく顔を左手で覆った。

「あははっ!!

先輩顔真っ赤!!

かわいー♪」

「…うっせ」






< 11 / 12 >

この作品をシェア

pagetop