雪空と真っ白な吐息

『かわいいハンネだね、コロッケ好きなん?』

そうなのだ私はカニコロッケが大好きなんだ

『そうだよ~w』

『エロ話好きそうだねコロッケちゃん。』

なぜわかった?セックス依存ってこと

有紀に出会ってから依存していた。

セックスしか目がなかった

たぶん和哉としたかったのかも知れない

今思うと…

この物語を書いている時はもう親友に戻っている。

過去話である

でも、今もあの頃みたいに愛おしいのは変わりない。

『一番好きな体位は?』

好きな体位は…正常位が好きだったのでそのまま答えたら

『コロッケちゃんは甘えん坊そうだよね。』

有紀にもそう言われてた。なぜか車でが多いけどさ

ホテルなんかあんまり行ったことなかったし

『かわいいだろうなコロッケちゃん。』

かわいいのかどうかは知らないが面倒見はいいらしい

昔の自分は怖い・恐ろしい・目つきがきつい・近寄りたくない

喧嘩っ早い金髪のヤンキーだった

高校デビューは入学式だった

行きたくない高校選んだわたしは突っ張ってるしかなかった

世の中が嫌になってて

世間敵に回してた

それを和哉に全部言ったら受け入れてはくれたみたいで

うれしかった。

『今度逢わない?』

急な話でびっくりしたけど

和哉なら逢ってもいいかなって思った。

いい人だし写真で見た限り…ストライクだった。

それから幾日過ぎたある日

『友美のこと好きなんだ。』

前から私はずっと和哉が好きって言っていた。

『でも、おれはうそつきたくないから言うね。』

なんとなく結婚はしてそうだなって感づいていた

『おれね結婚してるんだ。』

知ってたよ出逢ったときから

『ごめん、結婚してる人駄目だよね?』

別に有紀だって既婚者だったし

恋すれば何でもよかった。

『別にいいよ!恋には既婚者だろうが独身だろうがなんでもいいじゃん。』

そもそもこんな軽い気持ちだったから続かなかったのかな。

ほかにもいろんな理由合ったけど

もうちょっと和哉のこと知っとけばよかったのかも。



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