Mカレ?!可愛いピンクな恋心…。
「正直ね、私の好きな人が、あのがり勉だって知られたのが恥ずかしかったんだ…。だから美穂に当たっちゃって…ごめん。」


足を止めて、頭を下げてきた彩。


「やめてよ彩!私も悪いんだから!頭上げて…?」



彩は頭を上げると私に飛び付いて来た。


「あら!彩が珍しいことするもんやな!」


花音が目をパチパチしながらこっちを見てくる。


「美穂!これからも友達だよ?」

「うん!もちろん!」



こういうたわいもないことでケンカして…

私達の友情は強くなって行くのだろう…。
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