Mカレ?!可愛いピンクな恋心…。

これはヤバイと思って隣と見ると・・・
えっ?

「愁・・・?」

愁がいなかった。


「えっ?美穂ちゃん愁って?もしかして神崎くん?一緒にいたの?」

なんて呼んだらいいかわかんないから、ヤツって呼びます。
ヤツは、私がつぶやいたくらいの大きさの声にも素早く反応した。


「あ、えーっと・・・。しゅぅ、しゅっ、しゅうり!そう、修理行くの!携帯壊れちゃって・・・。」


私は慌てて、電源の切った状態の携帯を見せた。

学校で電源切ったまんまでよかった・・・と自分に感謝。
だけど、そんな安心感もヤツの声で吹っ飛ぶ。


「そうだよねぇ~。神崎くんいたとしても、アンタが″愁″なんて呼ぶわけないもんねぇ?」


やけに″愁″の部分を強調された。
ヤツはきずいているんだろうか?自分が私のことを、アンタって呼んだこと。

あまりにも、ヤツの言葉に合っているから、日頃からこういう言葉を使ったいるにちがいないなぁ、って思った。
< 84 / 167 >

この作品をシェア

pagetop