海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】
「なぁにぃ~?…って、えっ!?海斗さんじゃないすか~!?」
振り向いた女は美海と真逆の顔をした女。
はあ…これは、重症だ。
美海をこんな女と間違えるなんて。
「海斗さん、私で良ければ相手しますよぉ~?」
「……」
話し方も、顔も、肌の色も、柔らかさも美海は全然違う。
でも、一つだけの共通点の金髪。
それだけの理由で、俺はこの女を利用した。
美海を少しでも、感じたかったんだ…。