ブログ女 ーAyu Official Blogー
『お待たせ』
車のドアを開け
小さな鞄を後ろ座席に
投げ置いたあたしは..
助手席に座りシートベルトをする
「じゃ、出発するよ」
『うん』
「あ、そうだ。目的地の場所に行く途中…萌チャンにちょっと付き合って欲しい所があるんだけど…駄目かな?」
『は?』
「萌チャンと行きたいと思ってた所があるんだ」
あたしと行きたい所?
『いいけど…どこに?』
「秘密」
『は?』
秘密って..
行き先も言えない所に
連れてくつもりかよ?
" 秘密 "
にっこり微笑む結城に
あたしは思わず苦笑い
「まぁ着いたら解るよ」
『……。』
シートベルトをした結城はそれ以上何も言わず
そのまま車を発進させた