ブログ女 ーAyu Official Blogー


『誰、も居ない…』



ドクン、ドクン、ドクン…



恐怖であたしの心臓が高鳴る中



大丈夫大丈夫だよと
自分に言い聞かせて



大きく深呼吸したその時



- バタン!! -



あたしの


左後ろの部屋の扉が
音を立てて閉まった。



恐る恐る扉に近付くあたし。



『……。』



この廊下はあたし以外誰も居ない。



中に誰か居るのか?



そもそもこの扉閉まってたはず



いつ開いたんだよ?



『今度は…何… 』



目に見えない恐怖がまたあたしを襲う..

< 89 / 487 >

この作品をシェア

pagetop