恋愛談義!
そのあと、カラオケに行くというのを断ってホテルに一人で戻った。
女子二人は一緒に行こうとノリノリだったけれど、井上礼央が
「俺が行くから青木サンは帰っていいよ」
と耳打ちしてきたから、その言葉に甘えることにした。
ひどく疲れていたし、助かると思う反面なんだか複雑。面白くない。
これまで地道に築き上げてきた、高野バイヤーとの信頼関係を横からあっさり奪われてしまったような……
失望?
「いや、違うな……違う」
ブツブツとつぶやきながら、シャワーを浴びた。