恋愛談義!

「なんでって、なに?」

「質問に質問で返すのは反則」



太陽の光が井上礼央の明るい琥珀色の瞳に差しこみ、きらきらと光る。


とてもみだらな夜を過ごしたようには見えない。健全な瞳だ。



「――そうかしら」



アイマスクをつけて目を閉じると


「そうやって逃げる~……」


と井上礼央がささやく声が聞こえた。




逃げるか……。


そうかもしれない。



「だって疲れてるんだもの……」



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