恋愛談義!
ぼーっとしつつ、額に手を押し当てると、冷えピタの感触がした。
いつの間に貼ったっけ?
っていうかそもそも買い置きなんかしてたっけ?
ぬるくなったそれを端からそっとつまみ、はぎとる。
今何時だろう。
お水でも飲もうかな。
斜光カーテンで閉じられた部屋は、豆電球がついていても時間がわからない。
何気なく寝返りを打つと、ふわふわの茶色い巻き毛が目の前に迫っていた。
「――!!!!!!」
心臓が口から飛び出しそうなくらい、派手に跳ねる。