恋愛談義!

「おい……大丈夫か?」



井上礼央が少し焦ったように私の背中を撫でた。


大きな手。


労わるように、私の背中をよしよし、とさする。



そうやって撫でられていると、胸の痛みが少しだけ和らぐ気がする。


本当に痛いのに、なんだか仮病で学校を休みたがってる子供のような気分だ。



「――あの、さ……」

「ん?」



井上礼央に背中を向けたまま、ぽつりと口を開く。



< 183 / 281 >

この作品をシェア

pagetop