恋愛談義!
「そうですね……普通は」
「そしたら、いつか結婚するかも」
「――ええ」
「それが……怖い……」
絞り出した私の言葉に、御堂が黙り込んでしまった。
彼の気持ちはわかる。
あれだけ結婚、結婚と騒いでいたくせになぜ、臆するんだって。
「いや、そもそも私は井上礼央の気持ちを聞いただけで、付き合ってすらないし……付き合ったところで井上礼央が私と結婚しようって言うかは分かんないしっ……!」
御堂に何を言われたわけでもないのに、言い訳がましく口を動かす。
そしてはちみつがたっぷりかかったブルーチーズを口に放り込んで、黙り込んでしまった。