恋愛談義!

言葉が詰まる。


声が震える。


目の前の景色が

井上礼央の顔が、にじんでいく。



「ちいちゃん……」

「――」



そっと、井上礼央が私の肩に触れた。


そしてためらいがちに、ゆっくりと自分の体のほうに引き寄せる。



「――俺、ここにいるから。ウザがられても、一緒にいるから」

「ごめ……」

「いいよ。だけど泣くときは俺の前だけにして」







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