恋愛談義!
「私……私ね……」
声が震えた。
「うん」
そんな私を慰めるように、優しい声で、井上礼央がうなずく。
琥珀色の瞳で、じいっと私を、食い入るように見つめる。
どんな表情も見逃さない、そんな眼差しで。
その温かい瞳に、なぜか小さい子供のように泣きたくなった。
「――あんたがくれる、まっすぐな思いを……裏切ったらどうしようって……それが……怖いの……」
「ちいちゃん……」
「お母さんみたいに……お父さんみたいに……裏切ったら……わたし、」