恋愛談義!

「また同じこと繰り返すわけ?」

「ええ」



幸せな結婚をするまでは。


口の中でつぶやく。



「だったら俺は、邪魔するから」



そして、私の手つかずのティラミスを引き寄せ、ぱくりと頬張る井上礼央。



「――」



こいつが何を考えているのか、よくわからない。



「私のことが好きなわけ?」

「まさか」








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