君は僕を好きになる。

君と僕と日直と



高城 景(たかじょう けい)
高校二年生。17歳。


顔はそこそこ。
ただ、メガネをかけているからイマイチらしい。

それは仕方ない。目が悪いからメガネをしている訳でオシャレでしているわけじゃないからね。


友達もそこそこいる。
ただ、基本1人でいるから地味男らしい。

それは仕方ない。何たって大の運動音痴だし、本を読んでるほうが落ち着くからね。でも、友達といるのも嫌いじゃない。


とりあえず、マイペースな僕の印象は"メガネ"で"地味男"だそうだ。


そんな僕に思いもよらない出来事が起こた。





「おーい、高城」

「…あ、はい」


昼休み、1人机に座って読書をしていると担任に呼ばれた。


「お前、今日から一週間日直頼むよ」

「…はい?」

「報酬はジュース一本奢ってやるからさ!な?」


顔の前で手を合わせて僕に頼み込む担任。


どうして、僕なんだ。
つい最近日直したばっかりなのに。

雑用だの授業後の黒板を綺麗にしたりするのとか面倒臭い仕事を一日やるのも嫌なのに一週間もやれって酷くない?


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