恋愛革命2☆君の笑顔
「楽しかった〜!!!!」

帰り道。

ハギは何度も繰り返す。

CDを聴きながら、余韻を楽しむ。

もぅすぐ、今日が終わる。

「チィちゃん、最後にもぅ1つ我儘きいて」

家に着いたとき、ハギが静かに言った。

「なに?」




「キスして」




え…

遂に、きた。

なんとか今までかわしてきたけど、もぅ限界だよね。

別に勿体ぶってる訳じゃない。

初めてな訳でもない。

ただ、なんか、怖かった。


「だめ?」
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